Windows Server 2016 TP4 のActive Directory グループポリシー③

今回は、グループポリシーを利用したOffice アプリケーションの管理についてご紹介します。
まず、Office アプリケーションをグループポリシーで管理するには、管理用テンプレートが必要です。

Microsoft ダウンロードセンターからダウンロードできます。
Office 2016 Administrative Template files (ADMX/ADML) and Office Customization Tool
Microsoft Download Center
ダウンロードセンターで[ダウンロード] ボタンをクリックし、ダウンロードするファイル(64bit)を選択します。

ダウンロードされたファイルを展開し、[admx] フォルダを確認します。
Office 2016 に関する[admx ファイル]とja-jpフォルダ内の[adml ファイル]をコピーし、
ドメインコントローラーのテンプレート格納場所へ貼り付けます。
セントラルストアを形成していない場合は、既定では C:\Windows\PolicyDefinitionsですね。

Office 2016 テンプレートでは、19の項目が追加されています。
Office 2016 Template
グループポリシー管理エディタで注目ポイントを確認してみましょう。

●コンピューターの構成
 コンピューターの構成 – ポリシー – 管理用テンプレート – Microsoft Office 2016(マシン)- 更新
更新メニュー
 確認すると、Office 2016をクイック実行でインストールした場合の更新プログラム取得が制御できます。
 クイック実行でインストールした場合、既定だと更新プログラムは WAN 回線で自動配信となります。
 
 例えば、LAN 回線で社内から配信したい場合、従来までは Office Deployment Tool を使用して、XML形式で記述する必要がありました。
 GUIのグループポリシーで設定できるので、だいぶ楽になりそうです。
Update Path

●ユーザーの構成
 ユーザーの構成 – ポリシー – 管理用テンプレート – Microsoft Office 2016 – DLP
DLP
Office 2016では、「Exchange」「SharePoint」「Outlook」などで採用されているデータ損失防止(DLP)が実装されています。
グループポリシーで、アプリケーション起動時にDLPを適用させることができます。

ぜひご活用ください。

Windows Server 2016 TP4 のActive Directory グループポリシー ①

Windows Server 2016 TP4 のActive Directory グループポリシーについて検証してみました。
何回かにわけて、内容を公開していきます。

まず、Widows Server 2016 TP4 になって新しく追加されたポリシーを確認します。
Microsoft のダウンロードセンターからグループポリシー構成リストがダウンロードできます。

TP4 Group Policy Setting Group Policy Settings Reference for Windows and Windows Server

PolicyList
[New in TP4]というフィールドを確認してみると、52個のポリシーが見つかりました。
Windows 10 に関するポリシーが多く見受けられます。

Windows 10 といえば、新たに登場したブラウザー Edge がありますね。
第一回は、Edgeをグループポリシーで構成してみましょう。

まずはGPMEから[コンピューターの構成] – [ポリシー] – [管理テンプレート]-[Windows コンポーネント] – [Microsoft Edge] とたどります。
Edge
17の設定項目が確認できます。

このなかで、今回は「お気に入り」を構成しましょう。
[お気に入りを構成する] をダブルクリックします。
表示するオプションエリアの[表示] ボタンをクリックし、[値の名前] に、お気に入りに表示される名前、[値] にURLを入力します。
Edge-favorite

構成が完了したら、[OK] を2回クリックして画面を閉じます。

では、ドメインメンバーの Windwos 10 で、Microsoft Edgeを起動しましょう。
お気に入りに登録されているのが確認できます。
win10